呑気症とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 呑気症の意味・解説 

どんき‐しょう〔‐シヤウ〕【×呑気症】

読み方:どんきしょう

無意識のうちに空気飲み込んで、腹が張ったり、こめかみ痛くなったりする症状早食い炭酸飲料飲みすぎのほか、ストレス原因となる。空気嚥下症


空気嚥下症

(呑気症 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 07:21 UTC 版)

空気嚥下症(くうきえんげしょう、: aerophagia)とは、空気を大量に飲み込んでしまうことによって、げっぷおならがたくさん出たり、腹部膨満感[1]を覚えたり、喉がなるような症状のことである。

呑気症(どんきしょう)とも呼ばれる[1]

症状

空気嚥下症では次のような症状が現れる。

  • げっぷ
  • 腹部膨満感[1]
  • 上腹部の不快感、吐き気

唾液を飲み込むことによって、同時に空気も飲み込んでしまい[1]、これらの症状が増強される。

原因

精神的なストレスが主な原因である[1]。また、食事の際に食物と一緒に空気を飲み込んでしまい症状が出る場合もある[1]

治療

通常は一定時間続くと解消されるが、症状が出やすい体質もあるので、念のために腹部X線内視鏡CT超音波などで消化器の検査をし、消化器官の疾患を否定する。

治療には、緊張や不安などのストレスを取り除くことが最重要である。薬物療法では抗不安薬が使用される。

噛みしめ呑気症候群

噛みしめ呑気症候群(かみしめどんきしょうこうぐん)は、東京医科歯科大学教授である小野繁が命名したもので、「(奥歯を)噛みしめる」動作に着目している。

ストレスなどによって無意識のうちに奥歯を噛みしめ、大量の空気を含んだ唾液を飲み込んでしまい、胃腸に空気がたまって前述のような症状が現れるだけでなく、噛みしめる動作によって頭痛や肩こりをも引き起こす。

この「噛みしめ呑気症候群」は、2006年8月1日放送の『最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学』(テレビ朝日系)で取り上げられた。

脚注・出典

  1. ^ a b c d e f 【カラダづくり】おなかにたまるガス*腸内で異常発生 張り・痛み■口からの「呑気症」も/合わない食事に注意『日本経済新聞』朝刊2021年11月6日別刷りNIKKEIプラス1(7面)

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「呑気症」の関連用語

1
空気嚥下症 デジタル大辞泉
100% |||||



4
8% |||||


呑気症のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



呑気症のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの空気嚥下症 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS