名古屋の映画館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 16:56 UTC 版)
「名古屋シネマテーク」の記事における「名古屋の映画館」の解説
系列運営館名東宝系 東宝直営館 名鉄東宝、スカラ座、名宝シネマ ヘラルド興業直営館 毎日ホール、中日シネラマ、シネチカ 松竹系 中日本興業直営館 グランド、シネラマ名古屋、セントラル、駅前シネマ その他のロードショー館 ゴールド劇場・シルバー劇場、毎日地下劇場、駅前プラザ、東映パラス、東映ホール、今池地区の各映画館 その他 名古屋シネマテーク、シネマスコーレ 中区にある繁華街の大須は「名古屋の映画発祥の地」と呼ばれる。1897年(明治30年)2月28日、若宮八幡社付近にあった末広座(昭和初期に名古屋松竹座に改称)で「写真幻灯畜動機」の試写会が行われたのが名古屋初の映画上映とされる。1962年(昭和37年)には名宝文化映画劇場が日本アート・シアター・ギルド(ATG)の専門館である名宝文化に生まれ変わり、アート系映画を上映していたが、名宝文化は1972年に閉館した。 かつてのミリオン座は東宝系の洋画封切館だったが、独立館となってからは良質なアート系作品の上映館としてのイメージを定着させ、『天井桟敷の人々』、『ツィゴイネルワイゼン』などがヒットを記録した。ミリオン座の閉館後にはゴールド劇場・シルバー劇場が開館し、次第にミリオン座のようなアート系作品の上映館という立ち位置を確立させ、東京のミニシアターで公開されたアート系作品を名古屋では一手に引き受けた。1985年(昭和60年)の名古屋においては、東宝直営館として3館、ヘラルド興業(東宝系)の直営館として3館、中日本興業(松竹系)の直営館として4館があり、その他にゴールド劇場・シルバー劇場などのロードショー館があり、それ以外として名古屋シネマテークやシネマスコーレがあった。
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