古藤の輝【コトウノカガヤキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9430号 |
登録年月日 | 2001年 10月 18日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 古藤の輝 よみ:コトウノカガヤキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 10月 19日 | |
品種登録者の名称 | 古藤泰人 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字井原1356-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古藤泰人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の無名実生種に「菊江の秋」を交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度は小、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻は深、欠刻底部の形は鋭い、表面及び裏面の色は中、毛じの多少は少、光沢度は弱、厚さは中、硬さはやや軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無である。花の大きさはかなり大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で満開期に露心する、舌状花数はかなり多、管状花部の直径は中、管状花数は極多、分布は集中、長さは小である。花弁の形は管弁Ⅱ、先端の形は有突起、外花弁の反り方は平及びよじれ、花弁の長さは大、幅はかなり狭、表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、中心部の色は外弁と異なり淡黄色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさは小、花首の太さ及び長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「菊江の秋」と比較して、茎が太いこと、管状花数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成3年に育成者のほ場(福岡県前原市)において、育成者所有の無名実生種に「菊江の秋」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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