古藤の宝【コトウノタカラ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10920号 |
登録年月日 | 2002年 12月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 古藤の宝 よみ:コトウノタカラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 17日 | |
品種登録者の名称 | 古藤泰人 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字井原1356-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古藤泰人 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成者所有の選抜系統に「古藤の輝」を交配して育成されたものであり、花は淡緑黄色のかなり大輪で、切り花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はかなり高である。茎の太さはやや太、色は緑、強さは強、中空の程度は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色は濃、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度は強、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みはやや低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はかなり多である。管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は管弁Ⅰ、先端の形は歯状、花弁の長さはかなり大、幅はかなり狭、外花弁の表面及び裏面の色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさ、総ほうの大きさ、花首の太さ及び長さは中、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は早である。「菊江の秋」及び「古藤の輝」と比較して、たく葉が殆どの葉に付着していること、花弁の形が管弁Ⅰであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者のほ場(福岡県前原市)において、育成者所有の選抜系統に「古藤の輝」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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