原告側支援団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 05:24 UTC 版)
「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の記事における「原告側支援団体」の解説
原告を支援する団体として提訴と同日に立ち上がった「沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会」は会長を南木隆治(「自由主義史観研究会関西」「靖国応援団」会員)として、事務局は「靖国応援団」の構成をほとんどそのまま引継いでいる。顧問には藤岡信勝(自由主義史観研究会)、上杉千年(新しい歴史教科書をつくる会)、中村粲(昭和史研究所)らが就任した。協力団体には、「新しい歴史教科書をつくる会大阪」「自由主義史観研究会」「昭和史研究所」「靖国応援団」などが連なる(「自由主義史観研究会」「昭和史研究所」は本訴訟がされることをスクープした2005年7月24日産経新聞記事において曽野綾子『ある神話の風景』を補強する実証研究を行ったとされている) 藤岡信勝は本裁判提訴の直前の2005年4月に「敗戦60年、『沖縄戦集団自決事件』の真実を明らかにする『沖縄プロジェクト』への参加を呼びかけます」との自由主義史観研究会の機関誌「歴史と教育」でよびかけた。同年5月「沖縄戦慰霊と検証の旅」で研究会員が座間味、渡嘉敷を訪問。同年6月「沖縄戦集団自決事件の真相を知ろう」緊急集会が開催され、藤岡の講演、梅澤裕のビデオ証言などが行われた。 「新しい歴史教科書をつくる会」は、その機関誌『史』2007年5月号で、日本軍を貶める3点セットとして南京虐殺説、従軍「慰安婦」強制連行説、沖縄集団自決軍命令説を挙げており、この3つを運動対象と考えている。
※この「原告側支援団体」の解説は、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の解説の一部です。
「原告側支援団体」を含む「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の記事については、「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」の概要を参照ください。
- 原告側支援団体のページへのリンク