十三不塔の雀士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 23:38 UTC 版)
「ナナヲ・チートイツ」の記事における「十三不塔の雀士」の解説
一之瀬 雛子(いちのせ ひなこ) 闇麻雀世界に君臨する代打ちのスペシャリストで構成される謎の組織・十三不塔の女雀士。中也が父に裏切られた時に卓を仕切り、また七緒の母・風香を奸計に嵌めた張本人。双竜杯では司会・進行役を務める。 初音とは何かしら因縁があった模様で、取引先のチャイニーズマフィアと彼女が揉めている所でチャイニーズマフィアに協力し初音を始末する。また勝負事に関してはフェアで勝利者となった中也らに対して称える言動も取った。 スピンアウト作品『花鳥風月』では中心人物として描かれている。その作品によると、聖カタリナ女学園出身で、風香とは同級生でそのころからの付き合いであった。同級生の栗栖椿曰く、バイセクシャル。 桐島 宗白(きりしま そうはく) 中也の父。流れの代打ち雀士であったが、中也に麻雀を教えたのに前後してツキに見放され始め不振に喘いでいた。それでも、中也とのコンビ打ちで連戦連勝を誇っていたが中也を裏切り、その身柄を初音に売り渡したのと引き換えに十三不塔の一員となり再び全盛期のツキを取り戻す。 双竜杯においてはトップをとっていたが、終盤で七緒の策略により敗北。その後、中也に「縁があったらまた打とう」と再戦を望む言葉を残し去っていった。 一之瀬 双葉(いちのせ ふたば) 雛子の妹で、中也・七緒の同級生。対外的には「内気で鈍くさい少女」を演じているが、実態は粗暴な言動をとる不良っぽい性格。七緒は一之瀬の正体を知る前から、一之瀬の存在そのものに対して言葉にし難い嫌悪感を抱き、執拗にいじめを繰り返していた。 実は雛子の妹ではなく拾い子であった。そのころから麻雀打ちとして鍛えられ、双竜杯において十三不塔代表として宗白とコンビを組んで参戦。雀士としては稀に見る強運を背景に荒っぽい打ち方をする。終盤では七緒が勝利し、加えて2人のキスシーンを目の当たりにし、中也を密かに想っていた事も重なり「人の純情を弄びやがって」と吐き、泣きながら去っていった。
※この「十三不塔の雀士」の解説は、「ナナヲ・チートイツ」の解説の一部です。
「十三不塔の雀士」を含む「ナナヲ・チートイツ」の記事については、「ナナヲ・チートイツ」の概要を参照ください。
- 十三不塔の雀士のページへのリンク