化鳥

デジタル大辞泉

けちょう〔ケテウ〕【化鳥】

読み方：けちょう

泉鏡花の小説。明治30年（1897）、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番小屋で母親と二人で暮らす少年による語りとして書かれている。

け‐ちょう〔‐テウ〕【^▽怪鳥／化鳥】

読み方：けちょう

怪しい鳥。不気味な鳥。かいちょう。

「是は—か変化(へんげ)か」〈盛衰記・一六〉

[補説] 書名別項。→化鳥

短編小説作品名辞典

化鳥

作者泉鏡花

収載図書鏡花全集 巻3
出版社岩波書店
刊行年月1986.11

収載図書石川近代文学全集 1 泉鏡花
出版社石川近代文学館
刊行年月1987.7

収載図書化鳥・きぬぎぬ川―泉鏡花小説集
出版社第三文明社
刊行年月1989.12
シリーズ名21C文庫

収載図書現代ホラー傑作集 第5集 森の声
出版社角川書店
刊行年月1995.8
シリーズ名角川ホラー文庫

収載図書泉鏡花集成 3
出版社筑摩書房
刊行年月1996.1
シリーズ名ちくま文庫

収載図書怪奇・ホラーワールド
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4

収載図書魔性の生き物
出版社リブリオ出版
刊行年月2001.4
シリーズ名怪奇・ホラーワールド 大きな活字で読みやすい本

収載図書新編泉鏡花集 第1巻
出版社岩波書店
刊行年月2003.10

化鳥

作者連城三紀彦

収載図書夢ごころ
出版社角川書店
刊行年月1988.5

化鳥

作者皆川博子

収載図書薔薇忌
出版社実業之日本社
刊行年月1990.6

収載図書薔薇忌
出版社集英社
刊行年月1993.11
シリーズ名集英社文庫

隠語大辞典

化鳥

読み方：ばけとり，ばけどり

1. 遊女をいふ。加賀国の方言。
2. 遊女。〔加賀の方言〕

分類 加賀の方言

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近代文学作品名辞典

化鳥

読み方：ケチョウ（ｋｅｃｈｏｕ）

作者 泉鏡花

初出 明治30年

ジャンル 小説