石川近代文学館とは? わかりやすく解説

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石川近代文学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/26 04:33 UTC 版)

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石川近代文学館(四高記念文化交流館)
四高記念碑

石川近代文学館(いしかわきんだいぶんがくかん)は、石川県金沢市に所在する、同県ゆかりの文学者に関する博物館である。四高記念文化交流館に付属している[1]

概要

1968年昭和43年)旧第四高等学校図書館の書庫であった建物を利用し、室生犀星の研究家であり石川県立図書館司書であった新保千代子(1913年 - 2004年)を館長に迎え[2]日本近代文学館に次ぐ、日本で2番目の総合文学館として開館[3]1986年(昭和61年)に、隣接する旧第四高等学校の建物を利用していた石川県立郷土資料館本多の森公園に移転拡張するのに伴い、現在地に移転。当時は建物全体を使用し、11の常設展示室と特別展示を行う特別展示室のほか、旧第四高等学校の記録を保存した3つの四高記念室があった。

2008年4月26日四高記念文化交流館としてリニューアルオープンし[4]、建物の正面から見て左半分は無料ゾーンの四高記念館に、右半分が有料ゾーンの石川近代文学館となった。2008年のリニューアル前は石川県が財団法人石川近代文学館に建物全体の管理を委託し、同財団が文学館の運営を行っていたが、リニューアル後は石川県が建物を公の施設として管理運営[1]を直接行い、文学館エリアの運営を同財団に委託している[3]

展示室

石川近代文学館
金沢駅
金沢市における位置

ガイダンス室2、常設展示室5、文学サロン1、企画展示室1からなる。ガイダンス室では、石川県の風土文学の関係、金沢の三文豪と呼ばれる泉鏡花徳田秋声、室生犀星の同時代性や相互の関わりが解説されている。常設展示室では、三文豪をはじめ加賀能登、金沢の作家の著作や遺品などを展示。文学サロンは、東京・馬込にあった室生犀星の書斎が復元されている。

利用案内

開館時間
午前9時 - 午後5時00分(入館は午後4時30分まで)
観覧料
一般…360円
一般団体(20名以上)…290円
大学生…290円)
大学生団体(20名以上)…230円
高校生以下…無料
休館日
年末年始(12月29日~1月3日)

交通アクセス

四高記念文化交流館#交通アクセスを参照

脚注

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  1. ^ a b 四高記念文化交流館条例(石川県)
  2. ^ 犀星コレクション(石川近代文学館)
  3. ^ a b 石川近代文学館リニューアルの基本的な考え方について(石川県)
  4. ^ 「新拠点、幻想的にライトアップ 四高記念文化交流館が開館」『北國新聞』2008年4月27日

外部リンク

座標: 北緯36度33分45秒 東経136度39分20.8秒 / 北緯36.56250度 東経136.655778度 / 36.56250; 136.655778


石川近代文学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/24 09:02 UTC 版)

四高記念文化交流館」の記事における「石川近代文学館」の解説

詳細は「石川近代文学館」を参照 泉鏡花徳田秋声室生犀星など石川県ゆかりの文学者著作遺品など集めた文学館である。有料ゾーンとなっている。2008年のリニューアル前は石川県財団法人石川近代文学館に建物全体管理委託し、同財団文学館運営行っていたが、リニューアル後石川県建物公の施設として直接管理運営し、文学館エリア運営を同財団委託している。

※この「石川近代文学館」の解説は、「四高記念文化交流館」の解説の一部です。
「石川近代文学館」を含む「四高記念文化交流館」の記事については、「四高記念文化交流館」の概要を参照ください。

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