化野とは? わかりやすく解説

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あだし‐の【徒野/仇野/化野】

読み方:あだしの

【一】京都市右京区嵯峨小倉山の麓の野。中古火葬場があり、東山鳥辺野(とりべの)と併称された。名は「無常の野」の意で、人の世はかなさ象徴として用いられた。[歌枕

【二】墓地

「暁、灰よせなりとて、おのおの卯木(うつぎ)の箸折りて、—にむかふ」〈父の終焉日記


化野

読み方:アダシノ(adashino)

火葬場


あだしの 【徒野・仇野・化野】


化野

作者千葉弾政

収載図書夜明けが一番哀しい
出版社ブイツーソリューション
刊行年月2006.5


化野

読み方:アダシノ(adashino)

作者 大岡信

初出 昭和41年

ジャンル ラジオ脚本


化野

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 07:27 UTC 版)

化野[1](あだしの、仇野、徒野[1]とも)は、京都嵯峨野の奥にある小倉山の麓の野[1]京都市右京区嵯峨鳥居本化野町にその地名が残っているが、古くは山城国葛野(かどの)郡嵯峨といい、かつては風葬の地、近世は鳥辺山とともに火葬場として知られた。「西の化野」、「東の鳥辺野」、「北の蓮台野」を京の三大葬地という[2]

化野の名は「無常の野」の意で、人の世のはかなさの象徴としても用いられた[1]。その霊を弔う寺として、化野念仏寺があり、境内には約8,000の無縁仏を祀る石仏がある。

転じて、火葬場、墓場の意味[1]とも解釈される。

脚注

  1. ^ a b c d e 『広辞苑 第六版』57ページ、「あだし-の」より。
  2. ^ あなたが知らない恐ろしい京都…千年の都に秘められた「負の影」(西川 照子) | 現代新書 | 講談社(1/2)”. 講談社. 2021年6月26日閲覧。

参考文献


化野(あだしの)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/21 15:55 UTC 版)

あだしもの」の記事における「化野(あだしの)」の解説

人間世界真横にある隠れた世界で妖怪世界人間世界で暗く人気のない場所は化野とつながりやすいが、たとえつながっていつの間に閉じている

※この「化野(あだしの)」の解説は、「あだしもの」の解説の一部です。
「化野(あだしの)」を含む「あだしもの」の記事については、「あだしもの」の概要を参照ください。

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