きぬ‐ぎぬ【▽衣▽衣/後=朝】
後朝
- 男女が初会したる翌朝の事をいふ。各起床して衣を着て別れるから名づけた。新古今集に「明けぬれどまだきぬぎぬになりやらで、人の袖をもぬらしつるかな」とある。〔情事語〕
- 朝の別れなり。
- 男女が初会したる翌朝の事をいふ。各起床して衣を着て別れるから名づけた。新古今集に「明けぬれどまだきぬぎぬになりやらで。人の袖をもぬらしつるがな」とある。
- 男女共寝したあくる朝のこと。
- 男女が交会した翌朝のこと。夜寝を共にした男女が、その翌朝各各己のキヌ(衣)を着て別れるの意。
分類 情事語
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