勝負を見届ける者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 05:34 UTC 版)
直接傀のターゲットにならなかった、あるいは観戦者として傀に敗北した者たちの戦いを見届けた人々。 箱崎 統 記者。裏麻雀を題材にした記事を書くため、高レートの麻雀の取材をしている。ひょんなことから傀を知り、以降彼を取材しようと様々な人々から話を聞いている。中には傀を目標とした祐太の話も混ざっている。2008年には既に逝去しており、彼の死後に部数は少ないが「むこうぶち」という名の本を上巻のみ刊行している。 高岡 石川の同僚。石川の凄さと本質を理解しており、彼の感情の機微がわかり、得点計算がおぼつかない彼のバックアップや、麻雀の不可思議な部分の解説役を務めることも多い。 占い師から石川の世話をすれば石川の福運が上がるが高岡自身は災難や苦労すると言われ自身が幸せになりたいなら世話するのは辞めろと言われるが本人は迷いなく石川の世話をする事を選んだ 浩二 石川の同僚。若く、仕事がいい加減なせいか色々不手際が多くまた石川を与太郎呼ばわりしており他の工員からはあまりよく思われていない。彼の行為が結果的に石川を裏の麻雀へ送ることとなり、傀との戦いを見届けることとなる。同時に、余計なことをして石川を追い詰めてしまうことがあり、狂言回しであり、道化役ともいえる。 SP 本庁警備部警護課の男性だが本名は不明。海外の要人の護衛・監視を担当。ミゲル・アンヘル共和国大使館で行われる談合の『天使の麻雀』に任務で参加しており、そこで傀と同卓する。 あわや任務失敗かと思われた状況もあったが傀の手腕に助けられており、自分と同じく時間稼ぎを目的としている傀の事を=「標的が麻雀好きな場合に派遣される同業者」と誤解している。 『天使の麻雀』への参加経験があったのかは不明だが、『天使の麻雀』のルールのコツを最初から知っており、また傀の意図を察して連携して動けるなど、雀力は相当に高い。
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