加工・調理法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/04 04:59 UTC 版)
多くの品種のオカはシュウ酸によるえぐ味のためそのままでは食べられず、調理の前にあらかじめ下茹でしてアク抜きを行う必要がある。茹でるだけでは食べられないほどアクの強いオカは加工品にされる。比較的アクの強くないオカを数日間天日干しにしてデンプンの糖化を促したカウィ(kawi)は甘く、しばしば生食される。他に、ジャガイモで作るチューニョと同様に露天で自然凍結と解凍を繰り返したのち、足で踏んで水分を抜き天日干しにしたワニャカーヤ(wañakaya)、自然凍結と解凍ののち水に晒し、その後天日干しにしたウマカーヤ(umakaya)などの保存食がある。 加熱調理する場合は皮をむかずに調理し、塩茹で、揚げ物、スープ、煮込みなどに用いる。パチャマンカと呼ばれる石蒸し調理の素材にもされる。大学芋のように飴をからめてもよい。また葉は生でサラダに加えるほか、葉物野菜として加熱調理して利用する。 料理例:オカとベーコンの和え物 1ポンドのオカを角切りにして、塩水で柔らかくなるまで茹でる。 1/2ポンドのベーコンを賽の目切りにして、油で揚げる。 湯切りしたオカとベーコンをマヨネーズで和え、香辛料で風味付けし生のチャイブを散らす。 温かいうちに供する。
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