初紅しぼりとは? わかりやすく解説

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初紅しぼり【ハツベニシボリ】(果樹)

※登録写真はありません 登録番号 第8740号
登録年月日 2001年 3月 13日
農林水産植物の種類 りんご
登録品種の名称及びその読み 初紅しぼり
 よみ:ハツベニシボリ
品種登録の有効期限 25 年
育成者権の消滅 2003年 3月 14日
品種登録者の名称 吉沢
品種登録者の住所 長野県下伊那郡高森町牛牧330番地
登録品種の育成をした者の氏名 小林眞
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「輝」の枝変わりであり、果実外観が扁円錐大きさがやや小、果皮被う色が赤の育成地(長野県下伊那郡高森町)では8月上中旬に成熟する早生種である。姿は開張大きさ及び樹勢は中である。太さ節間長、皮目大きさ及び多少は中である。短果着生結果習性)は短果上、えき花着生は多である。葉身の形中間大きさは中、色は緑、たく葉の形長円長さは短、葉柄長さは長、太さは中である。花の大きさは小、色(の色)は淡花弁の形は卵、やくの色は黄である。果実外観は扁円錐王冠は弱、がくの開閉は閉、がくあの深さ広さ、こうあの深さ及び広さは中、果実大きさはやや小、果皮地色黄緑果皮被う色は赤、被う色の強さは濃、型は縞不明、量は多、さびの位置はがくあ及び側面、量は多、さび状果点は有、果点の大きさ及び密度は中、スカーフスキンは無、果皮のろう質は少、粗滑の程度は中である。果梗の長さ及び太さは中、肉こうの有無は無である。果心の形は広楕円大きさは中、果肉の色は黄、果肉褐色化及び硬さは中、きめは粗、蜜の多少は無~僅か、甘味は中、酸味は弱、渋味は有、香気は中、果汁多少は少、種子の形は倒卵、大きさは中である。発芽期及び開花期は晩、成熟期は早で育成においては8月上中旬である。結果早晩及び後期落果は中、普通貯蔵性及び冷蔵貯蔵性はやや長い、心かびの発生は無~僅かである。「輝」と比較して果皮被う色の型が縞不明であること等で、「さんさ」と比較して果実外観が扁円錐であること、果点が大きいこと等で、「シナノレッド」と比較して果皮被う色の型が縞不明であること、果肉褐色化が強いこと等で区別性認められる
登録品種の育成経過概要
この品種は、昭和60年育成者ほ場長野県下伊那郡高森町)において、「輝」の枝変わり発見し平成元年高接ぎ以後増殖行いながら長野県南信農業試験場協力得て特性の調査継続し9年にその特性が安定していることを確認して育成完了したのである




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