初代「GX470」(UZJ120 2002年-2009年)
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「レクサス・GX」の記事における「初代「GX470」(UZJ120 2002年-2009年)」の解説
レクサスのSUVでは最上級となる「LX」と、クロスオーバーSUV「RX」の中間に位置するモデルとして、2002年11月に登場した。表向きはプレミアムブランドのSUVでありながら、その中身は世界中の過酷なオフロードで鍛え上げられたトヨタ「ランドクルーザープラド(120系)」そのものである。その成り立ちゆえ、欧州各社の同ポジションの車種とは異なり、ラダーフレームとリジッドのリアアクスルを持つ。 パワーユニットは上級の「LX470」と共通で、全グレードに4.7LのV型8気筒DOHCエンジン(2UZ-FE型)と5速ATを搭載する。 内装はレクサス車にふさわしい、本革や本木目パネル等をふんだんに使用した上質なものとなり、トヨタ「ランドクルーザープラド」にはない「マークレビンソンプレミアムサウンドシステム」や、後席用DVDシステムなどの設定もある。 製造は愛知県のトヨタ自動車田原工場が担当していた。 トヨタ「ランドクルーザープラド」との主な相違点 エンブレムなど車両内外で、GXでは「LEXUS」と表記されている箇所がプラドでは全て「TOYOTA」に改められている。フロント・リアやステアリングに装着されるエンブレムのほか、ウインドウのMナンバー、フューエルリッドのコーションラベル、シートベルトのタグなど。 日本の道路運送車両保安基準を満たすためのサイドアンダーミラーが非装着(海外向けプラドも同様に非装着)。 フロントグリル、ヘッドライト・テールライトレンズ、純正ホイール、バンパー、ドアモールなどのデザイン。 バーズアイメープルなどの本木目パネルの使用。 車幅灯のワット数の違いや、サイドマーカーの有無。 その他、パネルのチリや塗装などの各面において、レクサス車たるGXの方がより高水準の品質管理に基づき製造される。 トヨタ・ランドクルーザープラド(120系) 受賞 4x4 Magazine誌、「4WDオブ・ザ・イヤー」(2003年、2004年) JDパワー社「初期品質調査」、高級SUV部門第1位(2005年)
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