内閣職権・内閣官制に基づく内閣とは? わかりやすく解説

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内閣職権・内閣官制に基づく内閣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 22:35 UTC 版)

日本国歴代内閣」の記事における「内閣職権・内閣官制に基づく内閣」の解説

内閣制度1885年明治18年)にそれ以前太政官制に代わって設置されたのに始まる。 1885年明治18年12月22日成立した初代内閣第1次伊藤内閣は、明治18年太政官達第69号及び内閣職権明治18年12月22日太政大臣公爵三条実美達)を設置根拠とした。 1889年明治22年2月11日公布1890年明治23年11月29日施行され明治憲法には国務大臣規定はあったが、内閣及び内閣総理大臣に関する規定はなく、明治22年12月24日内閣官制明治22年勅令135号)に内閣内閣総理大臣規定置かれた。内閣官制基づいて発足した最初内閣第3内閣第1次山縣内閣である。 以後1947年昭和22年5月3日日本国憲法及び内閣法施行され内閣官制廃止に関する政令昭和22年政令第4号)が公布施行されるまで、内閣設置内閣官制根拠とした。 内閣総理大臣及び国務大臣選定過程内閣成立過程については、憲法その他の法令詳細な規定存在せず慣習慣例その時々の有力者思考等によって行われた。そのため、時により例外はあるものの、概ね以下の過程たどって内閣成立した天皇元老重臣会議などの推薦奏薦)を受けて次期内閣総理大臣候補者対し国務大臣候補者揃えて内閣組織すること(組閣)を命じる(これを「大命降下」と呼んだ)。 次期内閣総理大臣候補者が、国務大臣候補者揃えて天皇推薦奏薦)する。 天皇元老重臣会議などに意見聞いて内閣総理大臣及び国務大臣任命する大日本帝国憲法第10条)。

※この「内閣職権・内閣官制に基づく内閣」の解説は、「日本国歴代内閣」の解説の一部です。
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