八木用水
![]() 八木用水路沿い(可部線 上八木駅附近) |
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疏水の概要 |
■疏水の所在 広島市安佐南区の東部八木から長束(ながつか)の間を流れ,水路延長は約16.3kmにも及びます。 ■所在地域の概要 広島市安佐南区は広島市域の北西部に位置し東西に18.7 km,南北に10.8 km,広さは119.7平方kmです。周辺地域は都市化が進んだことで急激に農地が減少しましたが,周りには緑豊かな自然が数多く残っています。 ■疏水の概要・特徴 米作りにおける慢性的な水不足を解消するため,江戸時代の中頃(明和5年 1768年)に大工桑原卯之助によって開削された農業用水路です。この八木用水が完成したことでその後,約240年以上に渡り,地域に豊かな実りをもたらしてきました。近年は,農業用水としての役割だけでなく,郷土のあゆみを語り継ぐ歴史的遺産として,広島市内の小学校の学習教材の場として,また歴史・文化,農業や水の大切さや環境などを学ぶ重要な役割を担っています。 |
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