児玉町旧配水塔
名称: | 児玉町旧配水塔 |
ふりがな: | こだままちきゅうはいすいとう |
登録番号: | 11 - 0025 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄筋コンクリート造、高さ18m |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和6 |
代表都道府県: | 埼玉県 |
所在地: | 埼玉県児玉郡児玉町児玉323-2 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 埼玉県近代化遺産(建造物等)総合調査日本近代建築総覧『総覧日本の建築2』 |
施工者: | |
解説文: | 昭和3~9年に行われた児玉町水道施設工事の一環で建設。RC造外装モルタル塗,高さ17.5mの内部は揚水用ポンプ室と天井をドーム形にした筒形高架水槽からなり,入口と階段室が正面に突出する。現在は時報塔として利用。設計は県技手の宮原雄次郎。 |
その他工作物: | 亀田町上水道高架水槽 元宿浄水場接合井 元宿浄水場調整池 児玉町旧配水塔 入発電所鉄管路擁壁及び本館擁壁 別府市朝見浄水場配水池 前橋市中央児童遊園 |
児玉町旧配水塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/09 08:26 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動児玉町旧配水塔(こだままちきゅうはいすいとう)は、埼玉県本庄市児玉町児玉にある建築物。国の登録有形文化財に登録されており、本庄市が所有・管理している[1](塔内部は非公開[2])。
概要
日本の給水塔(配水塔)は、駒沢給水所など国内で20基確認されているが、児玉町配水塔は全国で7番目、埼玉県内では3番目に建設されたものである[2]。同塔は1928年(昭和3年)から1934年(昭和9年)にかけて、当時5000の人口を抱えていた児玉町(現・本庄市)が実施した水道施設工事事業の一環として、埼玉県の技手を務めていた宮原雄次郎による設計の下で建設され、1931年(昭和6年)に竣工した[1][3]。塔は高さ17.5mのRC造、外壁はモルタル塗で入口と階段室が正面に突き出した格好をしており、塔内部は下層に揚水用ポンプ室を、上層にドーム形天井の筒形高架水槽を有する構造で[1][4]、現役当時は自然流下方式により児玉町域へ水道水を一日最大500m3供給していた[4]。同塔は、高圧ポンプでの配水が普及したことにより1955年(昭和30年)に配水塔としての役目を終え[4]、現在は時報塔として使用されている[1]。
2000年(平成12年)10月18日に国の登録有形文化財となり[1]、2014年(平成24年)には老朽化から建物を保存するために大規模な改修工事が行われ、前扉や手すり、窓枠などが水色(竣工当時の彩色)に塗り直されたりした[4]。
所在地
- 埼玉県本庄市児玉町児玉323-2[1]
脚注
関連項目
外部リンク
- 国登録有形文化財 - 本庄市
座標: 北緯36度11分17.0秒 東経139度7分51.7秒 / 北緯36.188056度 東経139.131028度
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