時報塔(広島県)
時報塔
名称: | 時報塔 |
ふりがな: | じほうとう |
登録番号: | 34 - 0011 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 基 |
構造: | 鉄筋コンクリート造,高さ7.8m |
時代区分: | 大正 |
年代: | 大正11 |
代表都道府県: | 広島県 |
所在地: | 広島県東広島市志和町大字志和堀字二ノ平3324-7 |
登録基準: | 国土の歴史的景観に寄与しているもの |
備考(調査): | 広島県近代化遺産(建造物等)総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 在郷軍人会が定時励行を目的に建設した塔状の鐘楼。上部を木造とする他はコンクリート造で,壁面に凹凸をつけ石造風につくる。鐘の上部にはサイレンが取り付き(昭和17年頃の改造),現在でも時を告げる塔として機能しており,広く親しまれている。 |
その他工作物: | 旧西岡水源池取水塔 旧豊川電話装荷線輪用櫓 旧野方配水塔 時報塔 桐生市水道局低区配水池 桐生市水道局高区配水池 水戸市水道低区配水塔 |
時報塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/15 01:39 UTC 版)

時報塔(じほうとう)は、広島県東広島市にある鐘楼。「覚醒の塔」「鐘撞堂」などとも呼ばれる。
概要
東広島市志和町志和堀にある。一部木造の鉄筋コンクリート造で高さは7.8m。外壁は凹凸をつけて石造り風になっており、「時ハ金」、「定時勵行」などの標語が四面に記されている。
上部にはアメリカ製の鐘が懸かっており、そのさらに上にある箱の中にはサイレンが取り付けられている。現在もサイレンは使われており、時を告げる塔としての役割を果たしている。
1997年9月3日、国の登録有形文化財(建造物)に登録された。
歴史
定時励行を目的に、在郷軍人会志和堀分会によって建設された。鐘は、在郷軍人会の依頼を受けた旧志和堀村出身のアメリカ在住者15人によって寄贈された。
- 1921年10月 - 鐘が寄贈される。
- 1922年5月 - 建立。
- 1942年 - サイレンが取り付けられ、鐘にとって代わる。
- 1997年9月3日 - 登録有形文化財(建造物)に登録される。
- 2000年 - 解体修理が行われる。
交通
- 芸陽バス志和堀バス停より徒歩7分
参考文献
- 社団法人東広島市観光協会設置の説明板「時報塔」
- 「東広島市 くらしのガイド」 東広島市、2010年10月、15頁
座標: 北緯34度30分21.6秒 東経132度40分17.8秒 / 北緯34.506000度 東経132.671611度
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