元祖古代イスラエル12部族とは? わかりやすく解説

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元祖古代イスラエル12部族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 16:36 UTC 版)

イスラエルの失われた10支族」の記事における「元祖古代イスラエル12部族」の解説

イスラエル12部族英語版)に参照ルベン族 シメオン族 レビ族 ユダ族 ダン族 ナフタリ族 ガド族 アシェル族 イッサカル族 ゼブルン族 ヨセフ族マナセ族 エフライム族 ベニヤミン族 『聖書』記述では、イスラエル12部族とは、以下の者達を祖とする部族のことである。 父:ヤコブ、母:レアラバンの娘)から生まれた6子長兄ルベン末裔ルベン族 次兄シメオン末裔シメオン族 三男レビ末裔レビ族 四男ユダ末裔ユダ族 五男イサカルの末裔イサカル族 末弟ゼブルン末裔ゼブルン族 父:ヤコブ、母:ジルパレア下女)から生まれた2庶子ガド末裔ガド族アセル末裔アセル族 父ヤコブ、母:ラケルレアの妹)から生まれた末子ベニヤミン末裔ベニヤミン族 父:ヤコブ、母:ビルハラケル下女)から生まれた2庶子ダン末裔ダン族ナフタリ末裔ナフタリ族 父:ヨセフヤコブレアの妹ラケルの子)、母:アセテナ(エジプト祭司ポティ・フェラの娘)から生まれた2子兄マナセ末裔マナセ族エフライム末裔エフライム族 以上を合計する13部族となってしまうが、これについては特に対処せず13部族すべてを数え上げる場合 と、切れの良い12直すため以下の4通りの処理の仕方がある。 レビ族数えない場合 一番よく見られる方法で、民数記冒頭人口調査でも「イスラエル各部族の長12人(=部族数は12)は人口調査をした」とした後に「レビ人調べられなかった」とあり、「各部族」にレビ族入っていないと分かるヤハウェ仕え祭司職であるレビ族については領土無く各地分散して暮らしていたため、これを数え他の部族12とする。 マナセ族とエフライム族をまとめて「ヨセフ族」と数える場合 例として申命記のゲリジム・エバルの両山に祝福と呪いをする際にそれぞれの担当部族名が列挙されているが、エフライムマナセ呼ばれヨセフの名が呼ばれている。 両族はヨシュア記でも「ヨセフの家」とまとめて呼ばれるなど、結びつきが強いものとされた。 なお、後述ヨハネの黙示録ではエフライム族の事をヨセフ族呼んでいる(マナセ族の名前は別に出てくる)。 シメオン族を数えない場合 申命記最後各部族へのモーゼ祝福シメオン族が名前を呼ばれていない。 シメオン族領土自体はあったがユダ族の中で飛び地状態で、次第ユダ族吸収され 早いうちに消滅したため、これを数えずにレビ入れて12とした。 ダン族を数えない場合 ヨハネの黙示録見られるもので、「イスラエルの子らのすべての部族」として列挙される中にダン族の名前がない。 理由はっきりしないが、現在は偽典とされている『十二族長の遺訓』にダン族反キリスト生むものとされていたためという説がある。

※この「元祖古代イスラエル12部族」の解説は、「イスラエルの失われた10支族」の解説の一部です。
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