元祖アイドル呼び捨て芸人とは? わかりやすく解説

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元祖アイドル呼び捨て芸人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:45 UTC 版)

とんねるず」の記事における「元祖アイドル呼び捨て芸人」の解説

お笑いタレントバラエティ番組の中で出演アイドル面と向かって呼び捨てにする場面は、礼儀として、また業界暗黙のルールとしても“御法度”だった。これは旧世代芸人/漫才師あり方由来するとんねるず台頭するまでの1980年代前半以前お笑い芸人仕事演歌歌手前座多く正月隠し芸大会などでもあくまで歌手人気アイドル引き立てる幇間であり、「歌手おかげで食べさせてもらえる」という色物意識強かった時代名残である。これは、萩本欽一タモリビートたけしでさえも、誰か呼び捨てにするのは、本やラジオテレビの各メディアで本人がいない場所に限られていた。これは明石家さんま含めた漫才ブーム芸人でも同様に守られており、呼び捨てあくまでも芸人先輩後輩仲間の“同業者間”でのみ許されるのだった。これを侵せば業界から抹殺されかねないほどの約束事とも言え、対スポーツ選手でもこれは同様だった。 この状況の変化は、ビートたけし登場から始まっている。大学生活経験したという意味で、当時芸人としては異色存在だったビートたけしは、歌手アイドルが実は間抜け頭が悪いという面をどんどんネタにすることと、本格的な哲学をも怖じず知的に語る活躍によって、お笑いタレント地位徐々に上げていった。たけしが開拓したマルチタレントカテゴリに位置するとんねるずルール明快で、体育会系ルールそのまま芸能界持ち込み年齢が上か下か」という点にのみ基準置いている。年下問答無用呼び捨て、そしてスタッフ関係者には目上であっても“ちゃん”付けあだ名付けて呼ぶというものである素人系のオールナイターズからおニャン子までは躊躇なく呼び捨てアイドルに対しても、当初から比較的絡む率が高かったシブがき隊辺りから、「丸、テメー!」のような呼び捨てハッキリ確認されるうになる。それ以後は、必要に応じて呼び捨てにしている。

※この「元祖アイドル呼び捨て芸人」の解説は、「とんねるず」の解説の一部です。
「元祖アイドル呼び捨て芸人」を含む「とんねるず」の記事については、「とんねるず」の概要を参照ください。

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