健康問題報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:17 UTC 版)
2017年9月14日にハントがオーストラリアのスポーツサイト「PlayersVoice」のインタビューの中で「時々よく眠れないことがあるし、言葉が詰まったり不明瞭になり始めてるんだ。記憶力も以前ほど良くない。何年も前のことは覚えてるのに昨日のことを忘れてしまうことがある」と自身の健康状態に不安があることを語った。このインタビューをうけてUFCは「選手の健康と安全は団体にとって最も重要なことであり、健康に関する問題を訴えている選手を試合に出場させるわけにはいきません。今後ハントがUFCに出場するには、さらなる検査と評価を受けることが義務付けられます」と声明を出し、UFC Fight Night: Werdum vs. Tyburaでマルチン・ティブラと対戦することが決まっていたハントを試合から欠場させることを発表した。するとハントは、自身のインスタグラムに「あのインタビューは発言の文脈を無視して一部を切り取ったもので、間違って引用されたものだ」「言葉が不明瞭になるのは酒に酔ったときだけで、あれは俺と妻の間でよく言ってるジョークなんだ。俺は元気で健康だよ」「試合を欠場させられたことに落胆している、2日前に全てのメディカルチェックを合格したばかりだったんだ」「俺が(UFCに対して)民事訴訟を起こしたから試合を欠場させられたんだ」などを投稿した。しかしUFCはハントがUFCが指定する病院で検査に合格するまでは試合出場を認めないとする姿勢を変えることはなく、最終的にハントもUFCの指示に従い、脳の研究において世界最高クラスの病院「ルー・ルーヴォ脳健康センター」で専門医の検査と医学評価を受けて試合出場許可を得た。 2018年2月11日、UFC 221でヘビー級ランキング9位のカーティス・ブレイズと対戦。1Rに右ストレートでダウンを奪うも、テイクダウンとパウンドで盛り返され、0-3の判定負け。 2018年9月15日、UFC Fight Night: Hunt vs. Oliynykでヘビー級ランキング11位のアレクセイ・オレイニク と対戦し、リアネイキドチョークで一本負け。 2018年12月2日、UFC Fight Night: dos Santos vs. Tuivasaでヘビー級ランキング15位のジャスティン・ウィリス(英語版)と対戦し、判定負け。この試合をもって、MMAからの引退を表明した。
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