作家時代初期
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「レオナルド・シャーシャ」の記事における「作家時代初期」の解説
1950年、物語『独裁の寓話』を発表。 1952年、詩集『シチリア、その心』を出版。 1953年、評論『ピランデッロとピランデッロ主義』発表。この作品でピランデッロ賞受賞。 パゾリーニなど一流の作家や評論家の協力を得て、1954年から文学誌「ガッレリーア」(Galleria)の編纂をする。 1956年、作家としてのデビュー作となる『レガルペトラ教区の人々』出版。教師の経験を描いて文学誌に投稿した「学校日誌」が出版社ラテルツァの編集長ヴィート・ラテルツァの目にとまり、ラカルムートの歴史も加えて一冊の本にしないかと声がかかり、そこで出来上がったのがこの作品である。貧しい生徒や製塩労働者の生活を描いてシチリア社会の歪みをとらえた。レガルペトラは架空の村だが、シャーシャの出生地ラカルムートのことである。 1958年、短編集『シチリアの叔父たち』を出版。収納されているのは「アメリカのおば」、「スターリンの死」、「‘48」の三篇。1960年の版からは「ランティモニオ」が追加される。
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