作家時代後期
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「レオナルド・シャーシャ」の記事における「作家時代後期」の解説
晩年は病気が重くなり、ミラノの病院に通うことを余儀なくされ、苦労しながらも作家としての活動を続ける。 1985年、『小さな年代記』とシチリアのことわざや格言を集めた本『山羊の目』の出版。 1986年、アレッサンドロ・マンゾーニの生誕を記念して書いた『魔女と隊長』を出版。 1987年、死刑についての考えを述べた自伝的小説『開かれた扉』を発表。この小説は、1990年にジャンニ・アメーリオ監督により映画化された。 1988年、推理小説『騎士と死神』の発表。 1989年、亡くなる数か月前に評論『ピランデッロ辞典AからZまで』、シャーシャの死と同じ日に最後の推理小説『小さなマフィアの話』(邦訳あり)が出版された。 シャーシャは1989年11月20日、親友のジェズアルド・ブファリーノなどから多くの敬意の言葉を送られながら、パレルモにて死去。彼の遺体はラカルムートの墓地の入り口に眠っている。
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