佐賀美術協会の設立とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 佐賀美術協会の設立の意味・解説 

佐賀美術協会の設立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 09:52 UTC 版)

佐賀美術協会展」の記事における「佐賀美術協会の設立」の解説

1913年久米岡田のほか山口亮一、田雑五郎御厨純一北島浅一といった、佐賀出身東京美術学校美校・後の東京芸術大学)の卒業生上野精養軒集まって開いた会合で、若者軍人外交官ばかりに憧れ芸術文化関心払わないことを憂い故郷美術土壌を培い、根付かせたいとの思いから美術協会設立した美校卒業後、帰郷していた山口運営中心となり、山口の父で実業家中野致明後援団体会長就任して、翌1914年開催され第1回展覧会には、洋画日本画のほか、当時文部省美術展覧会では除外されていた工芸出品があり、この3部門に合わせて233点が出品されている。ただし、日本画67点、洋画159点に対し工芸は僅か7点であったこのころ東京美術学校影響強く美校出身創設メンバーだけでなく、地元からの出品者美校卒業後に佐賀美術教師をしている者が多かった僅かな工芸作品全て金工で、現在主流陶芸一点無かったのも当時美校学科陶芸無かったからと推察されている。また、展覧会規約には「在京の者は美術学校在学生徒託して作品佐賀届ける」ことが決められていた。なお、展覧会シンボルマーク東京美術学校徽章そのまま使ったもので、これは現在も使用続いている。

※この「佐賀美術協会の設立」の解説は、「佐賀美術協会展」の解説の一部です。
「佐賀美術協会の設立」を含む「佐賀美術協会展」の記事については、「佐賀美術協会展」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「佐賀美術協会の設立」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐賀美術協会の設立」の関連用語

1
佐賀美術協会展 百科事典
12% |||||

佐賀美術協会の設立のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐賀美術協会の設立のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの佐賀美術協会展 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS