伐採・再生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 16:23 UTC 版)
震災後、福島第一原子力発電所からおよそ7kmの地点にある当駅構内は帰還困難区域に含まれた。このため当駅を含む富岡 - 浪江間は比較的高い放射線量の区間がある(2015年3月時点での空間線量率平均4.1μSv/h 当駅付近もほぼ同等)。 2016年(平成28年)3月18日より順次着手している除染・復旧工事ではバラストや枕木の交換のほか、除草・伐採、のり面・路盤のすきとり、モルタル・植生基材吹付がおこなわれる。この除染に当たり、2016年8月にJR東日本からツツジの伐採の方針が示され、富岡町は再考を求めた。JR側は一部を駅舎北側に移植する案を示したが、樹皮や周辺土壌の放射性物質濃度は1キロ当たり数万ベクレルに及ぶため、町では風評を考え移設を断念し、高圧洗浄しても枯れる可能性が高いことから伐採・現地再生と植樹を行う方針となった。 これにより、既存のものは2017年(平成29年)に幹と枝が伐採され切り株となったが、2020年(令和2年)より再生の傾向が見られ、数十株で開花が確認されている。
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