伐採具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 04:35 UTC 版)
伐採具として、太形蛤刃石斧があげられる。大きいものは長さ25センチ以上、幅10センチ程度ある大型の石斧で、刃部を正面から見た形がハマグリとにているためこの名がついた。大きいため重量があり、大きな広葉樹の伐採に特に適するとされる。着柄方向は刃部と柄が併行に付く。その用途から、硬質な石材が好まれ、安山岩や玄武岩などが石材として選択されることが多い。代表的な産地として、福岡市西区の今山遺跡などがあげられ、北部九州一帯に分布する。
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