仮名版と漢字版の正法眼蔵とは? わかりやすく解説

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仮名版と漢字版の正法眼蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 08:57 UTC 版)

正法眼蔵」の記事における「仮名版と漢字版の正法眼蔵」の解説

日本曹洞宗開祖である道元が、1231年から示寂する1253年まで生涯をかけて著した87巻(=75巻+12巻)に及ぶ大著であり、日本曹洞禅思想神髄説かれている。道元は、中国曹洞宗如浄の法を継ぎ、さらに道元独自の思想深化発展なされている。 真理正しく伝えたいという考えから、日本語かつ仮名著述している。当時鎌倉時代)の仏教者の主著は、全て漢文書かれていた(法然親鸞教行信証』、栄西日蓮、…)。古い巻の記述書き直し新しい巻を追加して全部100巻にまで拡充するつもりであったが、87巻で病のため完成できなかった。その後拾遺として4巻発見され追加されている。 (仮字)『正法眼蔵』は、道元の禅思想表現するために、語録から特に公案使われてきた重要な問答取り出し、それに説明注釈する形で教え述べている。その種本が(真字)『正法眼蔵』であり、10種類ぐらいの禅語録から、道元がみて重要な300則の禅問答抜き出している。ただし、そのまま写したではなく抜き出した段階で既に)道元思想によって若干変更加えられていることが、研究の結果判かっている。

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「仮名版と漢字版の正法眼蔵」を含む「正法眼蔵」の記事については、「正法眼蔵」の概要を参照ください。

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