今仁哲夫とは? わかりやすく解説

今仁哲夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 00:52 UTC 版)

いまに てつお
今仁 哲夫
プロフィール
愛称 哲ちゃん
出身地 日本 東京都
国籍 日本
生年月日 (1938-03-05) 1938年3月5日(87歳)
最終学歴 早稲田大学政治経済学部
職歴 ニッポン放送1961年 - )
活動期間 1961年 - 1973年
1975年 - 2002年3月
ジャンル 音楽番組
担当番組・活動
出演経歴 今仁哲夫のオールナイトニッポン
いまに哲夫の歌謡パレードニッポン
いまに哲夫のジョイフルモーニングニッポン

今仁 哲夫(いまに てつお、1938年昭和13年〉3月5日 - )は、日本のラジオパーソナリティジャーナリスト。元ニッポン放送アナウンサー

来歴・人物

東京都出身で、1961年早稲田大学政治経済学部を卒業後、アナウンサーとしてニッポン放送へ入社する。同期は天井邦夫(ディレクターやオールナイトニッポンのパーソナリティを歴任、管理部などを経てニッポン放送副社長も務めた)など。長らく「哲(てっ)ちゃん」の愛称で親しまれた。

オールナイトニッポン担当時は、番組が「ビバテツショー」と愛称された。「若ハゲ」であることを自虐ネタとして扱うことがあり、明るく軽妙な語り口で親しまれた。リクエスト葉書の住所と宛名が「東京都 テツ」だけで届いたことを誇りにした。

1971年に「ビバくりげ」として、天井邦夫と日本全国を3か月掛けてホンダ1300 クーペ9で縦断した[1]

斉藤安弘とともに内藤洋子追っかけをした。斉藤安弘のオールナイトニッポンと張り合い、互いの番組内で内藤の『白馬のルンナ』を積極的に紹介し、曲のヒットに貢献した[2]

オールナイトニッポン降板後の1973年産経新聞社へ出向し、経済部記者として大蔵省通商産業省記者クラブなどで活動した。

1975年にニッポン放送アナウンサーへ復帰[3]し、10月から新番組の平日昼ワイド『今仁哲夫のアタック! ふれあい最前線』を担当する。1976年8月30日に『今仁(いまに)哲夫の歌謡パレードニッポン』として番組を刷新し、以降同時間帯ラジオ番組聴取率で1位を維持して関東地方のラジオで昼の顔となった[4]。後年はマイクネームを「いまに哲夫」とした。

ニッポン放送で局長待遇の特別職としてアナウンサーを続けたが、2002年3月に定年を迎えて退職となり『哲ちゃんの日曜はEよ!』の放送を終了する。以降はラジオ番組など公の場に一度も姿を現していない。

ニッポン放送アナウンサーの後輩で親交があった高嶋秀武[5]西村知江子[6]は、「今は誰とも付き合いがない」「連絡先も分からない」「(風の便りに)元気でいるとは聞いている」と語る[7]

2023年2月にカメ&アンコーの番組内で、亀渕昭信は「連絡先がわからない」が、斉藤安弘は「(連絡先を)知ってるよ俺」と語る[8]

担当していた番組

関連項目

  • 今仁久 - 長男、フジテレビ社員で『笑っていいとも!』の元スタッフ。オールナイトニッポンで「ウチのヒサシ」としてたびたびトークの話題とした。
  • 小林信彦 - 小説『大統領の密使』で主人公「今似見手郎」のモデルに用いた。

脚注

  1. ^ 月刊ラジオパラダイス 1989年8月号 p.30 など。
  2. ^ DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、218頁。「斉藤安弘」の項より。
  3. ^ 1975年10月6日 読売新聞 テレビ・ラジオ欄 より。
  4. ^ 月刊ラジオパラダイス 1990年4月号 p.20 など。
  5. ^ 高嶋は今仁から絶交を一方的に宣言されて以来「(2018年3月時点で)もう何十年も会っていない」との事(2018年3月30日、ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』最終回の高嶋の発言より)。
  6. ^ 高嶋ひでたけ (2021年1月25日). “【西村知江子さん】イキナリ!ひでチャンネル#116【高嶋ひでたけ】”. youtube. 2022年6月12日閲覧。
  7. ^ 【哲っちゃん】イキナリ!ひでチャンネル#118【高嶋ひでたけ】 - YouTube
  8. ^ オールナイトニッポン55時間スペシャル(2023年2月18日)にて。




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