今仁哲夫とは? わかりやすく解説

今仁哲夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/20 15:58 UTC 版)

いまに てつお
今仁 哲夫
プロフィール
愛称 哲ちゃん
出身地 日本 東京都
国籍 日本
生年月日 (1938-03-05) 1938年3月5日(87歳)
最終学歴 早稲田大学政治経済学部
職歴 ニッポン放送1961年 - )
活動期間 1961年 - 1973年
1975年 - 2002年3月
ジャンル 音楽番組
担当番組・活動
出演経歴 今仁哲夫のオールナイトニッポン
いまに哲夫の歌謡パレードニッポン
いまに哲夫のジョイフルモーニングニッポン

今仁 哲夫(いまに てつお、1938年昭和13年〉3月5日 - )は、日本のラジオパーソナリティジャーナリスト。元ニッポン放送アナウンサー

来歴・人物

東京都出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業。1961年4月、、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。同期に天井邦夫[1]がいる。「哲(てっ)ちゃん」の愛称で長らく親しまれた。

オールナイトニッポン担当後半は「ビバテツショー」の番組タイトルで放送した。「若ハゲ」であることを自虐ネタとして扱うことがあり、明るく軽妙な語り口で親しまれた。リクエスト葉書の住所と宛名が「東京都 テツ」だけで届いたことを誇りにした。

1971年、日本全国を3か月掛けて『ビバくりげ』として、天井邦夫とともにホンダ1300 クーペ9で縦断した[2]

斉藤安弘とともに内藤洋子追っかけをした。斉藤安弘のオールナイトニッポンと張り合い、互いの番組内で内藤の『白馬のルンナ』を積極的に紹介し、曲のヒットに貢献した[3]

オールナイトニッポン降板後の1973年産経新聞社へ出向。経済部記者として、大蔵省通商産業省記者クラブなどで活動した。

1975年、ニッポン放送アナウンサーに復帰[4]。同年10月から平日帯 昼ワイド番組『今仁哲夫のアタック! ふれあい最前線』のパーソナリティを務める。

1976年8月30日、『今仁(いまに)哲夫の歌謡パレードニッポン』に番組タイトルを変更。以降は同時間帯ラジオ番組の聴取率トップを維持。関東地方のAMラジオの昼の顔となった[5]。後年はマイクネームを「いまに哲夫」とした。

ニッポン放送で局長待遇の特別職として、アナウンサーを続けたが、2002年3月に定年退職。『哲ちゃんの日曜はEよ!』の放送を終了した。以降はラジオ番組など公の場に一度も姿を現していない。

ニッポン放送アナウンサーの後輩で親交があった高嶋秀武[6]西村知江子[7]は「今は誰とも付き合いがない」「連絡先も分からない」「(風の便りに)元気でいるとは聞いている」と語る[8]

2023年2月、オールナイトニッポン55時間スペシャル カメ&アンコーのオールナイトニッポンで亀渕昭信は「連絡先がわからない」、斉藤安弘は「(連絡先を)知ってるよ俺」と発言した[9]

担当していた番組

関連項目

  • 今仁久 - 長男。フジテレビ社員で『笑っていいとも!』の元スタッフ。オールナイトニッポンでは「ウチのヒサシ」として、トークの話題にした。
  • 小林信彦 - 小説『大統領の密使』で主人公「今似見手郎」のモデルに用いた。

脚注

  1. ^ 元ニッポン放送 代表取締役副社長。同局ディレクターを経て、オールナイトニッポンのパーソナリティを務めた。
  2. ^ 月刊ラジオパラダイス 1989年8月号 p.30 など。
  3. ^ DJ名鑑 1987三才ブックス、1987年2月15日、218頁。「斉藤安弘」の項より。
  4. ^ 1975年10月6日 読売新聞 テレビ・ラジオ欄 より。
  5. ^ 月刊ラジオパラダイス 1990年4月号 p.20 など。
  6. ^ 高嶋は今仁から絶交を一方的に宣言されて以来「(2018年3月時点で)もう何十年も会っていない」との事(2018年3月30日、ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』最終回の高嶋の発言より)。
  7. ^ 高嶋ひでたけ (2021年1月25日). “【西村知江子さん】イキナリ!ひでチャンネル#116【高嶋ひでたけ】”. youtube. 2022年6月12日閲覧。
  8. ^ 【哲っちゃん】イキナリ!ひでチャンネル#118【高嶋ひでたけ】 - YouTube
  9. ^ オールナイトニッポン55時間スペシャル(2023年2月18日)




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