仁曲印刷関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 02:12 UTC 版)
望月純也(もちづき じゅんや) 仁曲印刷の従業員。新千葉ヶ崎高校出身で、明日香の先輩。国光からは「餅つき先輩」と呼ばれる。 インターハイで準優勝した経験もある凄腕のテニスプレーヤー。しかしテニスコートを潰そうとする市の方針に反対運動を行ったため、母親が勤め先を解雇され自らも高校を中退せざるを得ない状況に追い込まれる。このため、政治家やそれに関係する人間を毛嫌いしている。 アルバイトで入ってきた国光にも始めは嫌がらせをするが、彼の行動力に心を打たれ態度を改める。同時に結花とも恋仲となった。 仁曲結花(ひとくせ ゆか) 仁曲印刷の社長令嬢。新千葉ヶ崎高校テニス部の部員兼マネージャー。 表向きは社長の金で豪遊するように見せていたが、心の中では望月のことを心配し、また五来田と癒着する父親にも心を痛めていた。 国光との出逢いを通じて現状を変えることを考えるようになり、また望月とも恋仲になる。国光の話から父親の謀略を察知し、従業員と協力して選挙法に違反するビラを全て刷り直した。後日、父親に真相を打ち明け、共にやり直そうと説得する。 神崎(かんざき) 仁曲印刷の従業員。従業員の中でも一回り年上で、「神崎のおっさん」と呼ばれる。 過酷な労働環境の中、重度の熱中症で倒れるが、国光の介護により救われる。この行動が、望月らの国光に対する態度を改めるきっかけとなる。 仁曲有造(ひとくせ あるぞう) 新千葉ヶ崎にある小さな印刷会社「仁曲印刷」の社長。結花の父。 元々は従業員を守るために経営を切り盛りしていたが、五来田の甘言に乗り彼のコネで仕事を貰うようになる。国光を利用し、坂上陣営に妨害工作を仕掛けるが、結花の機転で失敗。五来田の権威失墜後は、結花の説得により目を覚まし、再起を誓う。 葛島君夫(くずしま きみお) 結花の婚約者。ただし父親が決めた仲に過ぎない。 仁曲印刷を巡る騒動の後、新千葉ヶ崎のテニスイベントで望月に勝負を吹っ掛け、敗れれば結花から手を引くことを約束する。ブランクのある望月を相手に高を括っていたが、全く手を出せないまま敗れた。
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