京都産業大学の見解
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 23:16 UTC 版)
京都産業大学では、今治市と同じく国家戦略特区として獣医学部の新設を申請した。申請では京都府が申請主体となった。既存の総合生命医科学部の動物生命医科学科をベースにて獣医学部を新設する構想であったが、時間的な猶予が十分ではなく獣医学部新設は構想のみで終わった。教員の手配などにも着手出来ていなかった。獣医学部の予定地としては、京都府綾部市の畜産センターの横の敷地を候補地としていたが、具体的な土地取得の交渉には入っていなかった。 2017年7月14日、京都産業大学はHPにて「2017年1月4日の内閣府および文部科学省告示を受けて、学校法人加計学園が獣医学部の設置を申請するに至りました。このことにより、我が国の獣医学教育を担う教員が少ない現状の中で、今後さらに申請しようとする大学にとっては、国際水準に資する教育を実施できる優秀な教員を確保することが極めて難しくなりました。」とし獣医学部構想については断念した。同日の記者会見では「開設の時期が「京産大外し」につながった認識はあるか。」という記者の質問に対し「それはありません。告示を見て判断した。それだけであります。」と返答した。また「不透明な決定という感触は無かったのか。」という質問に対して「ございません。平成30年4月が無理だったということ。」と返答した。京都産業大学では教員の手配の関係で獣医学部の新設は諦め、総合生命医科学部の学部改組を行って生命科学部に再編する方針となった。
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