京都牝馬特別、京王杯スプリングカップ
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「ダイイチルビー」の記事における「京都牝馬特別、京王杯スプリングカップ」の解説
年をまたいで古馬となり、1月7日の洛陽ステークス(OP)で始動。このレースから「牝馬の河内」の名で知られる河内に乗り替わった。スタートで出遅れて追い上げたものの、プリティハットに半馬身届かず2着。続いて1月27日、京都牝馬特別(GIII)に臨む。阪神牝馬特別優勝から臨むメインキャスター、マイルチャンピオンシップ3着のサマンサトウショウに続く3番人気だった。好スタートしたものの控え、中団を追走。直線では馬場の内側を突いて抜け出し、追いすがるユーセイフェアリーに半馬身差、大外から追い上げるサマンサトウショウに約2馬身差をつけて、先頭で入線した。重賞初勝利を挙げる。河内は「手応えから受けた印象はまだまだ余力十分だったし、牡馬に混じってのレースでも引けをとらないと思います」と述べている。 続いて関東に遠征し、2月24日の中山牝馬ステークス(GIII)にトップハンデの56キログラムを課されながらも1番人気で臨む。スタートから2番人気ユキノサンライズがハナを奪って逃げる一方、ダイイチルビーは好位を追走した。そのまま好位で迎えた直線、逃げるユキノサンライズを追いかけたが、届かなかった。ユキノサンライズに逃げ切りを許し、それに1馬身4分の3差以上後れを取った3着に敗れる。 4月21日、再び関東に遠征し、京王杯スプリングカップ(GII)に臨む。牡馬の一線級との初対決となる中、GI2勝のバンブーメモリー、朝日杯3歳ステークス優勝馬サクラホクトオーに続く6.7倍の3番人気の支持された。以下、ストロングクラウン、ダイタクヘリオス。中山牝馬ステークスの後に中山記念も制して連勝中のユキノサンライズは6番人気だった。8枠16番からスタートし、好位の外側を追走。直線入って間もなくして前を行く3、4頭をかわし、抜け出して独走。後方から追い込んだバンブーメモリーは4着までで、上位は先行勢同士の決着となった。2番手を追走したユキノサンライズに1馬身4分の3馬身差をつけて先頭で入線、重賞2勝目を挙げる。河内は「この馬もここにきて大分力を付けてきた。安田記念でもいい結果を出せそうだね。」と述べている。
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