交信の内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/09 15:11 UTC 版)
交信が成立するには、相手局のコールサインとRSTレポート(電話の場合はRSレポート)を交換することが最低限の条件である。RSTレポートは相手局の信号の状況を3桁(電話の場合は2桁)の数字で表したもので、Rは了解度(1から5)、Sは信号強度(1から9)、Tは音調(1から9)で表す。なお電話では59を「ファイブナイン」と読むのが正しく、「フィフティーナイン」「ごじゅうきゅう」は誤り。 その他、初対面の交信(ファーストQSO)で交換することの多い事項は次の通り。 運用場所(市郡区番号を用いることもある) 氏名またはハンドルネーム 使用しているリグ、アンテナ、空中線電力 天気、気温 これら必要最小限の内容をまとめた定型文を用いて交信することをラバースタンプQSOという。英語を母語としない局同士の欧文電信による交信は、詳細な文章を伝えることが難しいため、ほとんどがラバースタンプQSO、あるいは単にレポート交換のみに終わることが多い。一方、電話および母語による電信(日本語の場合は和文モールス信号)では、状況に応じてさまざまな内容の話題が展開される。
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