井筒屋 (滋賀県)
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒521-0016 滋賀県米原市下多良2丁目1番地 北緯35度18分49.9秒 東経136度17分16.6秒 / 北緯35.313861度 東経136.287944度座標: 北緯35度18分49.9秒 東経136度17分16.6秒 / 北緯35.313861度 東経136.287944度 |
設立 | 1931年(昭和6年)1月1日 (合資会社井筒屋商店・1889年(明治22年)創業) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 7160001006445 |
事業内容 | 弁当の製造販売、売店の運営など |
代表者 | 宮川亜古(代表取締役) |
資本金 | 4,500万円 |
従業員数 | 50人 |
外部リンク | http://www.izutsuya.cc/ |
株式会社井筒屋(いづつや)は、滋賀県米原市に本社を置く日本の食品会社。弁当(主に駅弁)の製造販売・飲食店経営・売店の運営を行っている。
米原駅で「湖北のおはなし」をはじめとする駅弁を販売。立ち食いそば店、洋食店を経営した[1]。
福岡県北九州市に本社を置く百貨店の井筒屋や、京都市に本社を置く和菓子店の井筒八ッ橋本舗とは無関係である。
沿革
- 1854年(安政元年) - 近江国長浜船着場(後の太湖汽船)前にて旅籠井筒屋を営む。
- 1889年(明治22年) - 宮川利八が米原駅において『米原停車場構内立売営業人』の権利を得て駅弁の製造・販売を開始[2]。
- 1931年(昭和6年)- 合資会社井筒屋商店に改組。資本金60万円。四代目宮川利八が代表社員に就任。
- 1964年(昭和39年)10月1日 - 東海道新幹線が開通。
- 1982年(昭和57年)12月21日 - 名古屋鉄道管理局事業開発部の要請により、東海道本線醒ヶ井駅構内にて、スーパー井筒屋を開店する。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によって、新会社のJR東海と、JR西日本から営業承認を得る。
- 1989年(昭和64年)1月1日 - 株式会社に改組。同時に社名を株式会社井筒屋と変更する。資本金4500万円。代表取締役に宮川博司就任。
- 1990年(平成2年)9月28日 - 米原町下多良2丁目1番地(現在地)に新社屋竣工。10月4日より新社屋での営業を開始する。
- 1993年(平成5年)5月28日 - 社団法人日本鉄道構内営業中央会総会において、創業100年以上継続営業の表彰を受ける。
- 1997年(平成9年)2月12日 - 長浜駅構内に井筒屋長浜店開業。
- 1999年(平成11年)7月1日 - 創業110年を迎える。
- 2020年(令和2年) - 米原駅内のそば・うどん店を改装し[3]、レストラン「キッチン井筒屋」を開業[2]。
- 2025年(令和7年)1月1日 - 2月28日納品分を持って駅弁の受注を終了し[4]、3月20日に駅弁事業から撤退する予定であることを発表[5]。
主な商品
2025年1月時点の販売商品
- 湖北のおはなし
- 近江牛大入飯
- カレー風味の炊き込みご飯に自家製のタレで炒めた近江牛を載せた弁当[2]。
- おかかごはん
- 鮪節を敷き詰めた米を中心に焼きたらこ、さつまいも、出汁巻玉子などの副菜を添えた弁当[8]。
- 元祖鱒寿司
- 本格派ビーフカレー[3]
- 米原駅内で展開していたそば店で数量限定販売していたカレーライスを発展させる形で開発した、野菜を多く用い煮込んだカレーライス。
- 近江の味(幕の内弁当)
- 牛肉弁当
過去に販売していた商品
- 伊吹釜めし[10]
- たこそばこーら[11]
- たこ焼き6個・ソース焼きそばをゼリーとともに箱に入れ缶コーラとともに販売した若者向け弁当。
- 近江牛ステーキ弁当[11]
- 醤油ダレに漬けてミディアムに焼いた近江牛ステーキ100gを据えた弁当。
- 手拵えおにぎり[12]
- 手で握った海苔巻の梅おにぎり・青じそ巻の昆布おにぎり・山椒を載せた油揚げおにぎりに香の物を添えて竹皮に包んだ弁当。
- てき重[13]
- 井筒屋のおばんざい
- いなりずし
- 鯛寿し
販売駅
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過去には長浜駅などでも販売していた他、滋賀県内のJR駅やパーキングエリア・サービスエリアへの配達も行っている[1]。
出典
- ^ 駅弁の老舗・井筒屋、本社に店舗、駅前にカレー専門店も:中日新聞Web
- ^ a b c d e 伝統と新しさを大切にしながら駅弁を作る。米原駅と共に130余年。 - ここ滋賀
- ^ a b 老舗弁当屋が駅弁「本格派ビーフカレー」を誕生させたワケ 明治22年創業の井筒屋に聞いた - 、まいどなニュース
- ^ “米原駅の老舗「井筒屋」、駅弁事業から2025年2月28日納品分で撤退へ”. 朝日新聞. (2025年1月3日) 2025年2月6日閲覧。
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引数が重複しています。 (説明)⚠ - ^ “駅弁事業からの撤退のご挨拶(pdf)”. 井筒屋 (2025年1月1日). 2025年1月2日閲覧。
- ^ a b 日本を味わう!駅弁風土記 おばあちゃんの味米原駅弁「湖北のおはなし」 - WEDGE ONLINE
- ^ 米原駅「湖北のおはなし」(1150円)〜「新幹線グルメ」から生まれた季節で変わるおこわの名物駅弁! - ニッポン放送NEWS onLINE
- ^ 米原・井筒屋のおかかごはん(滋賀県米原市)柳家喬太郎の旅メシ道中記 - ほんのひととき(note)
- ^ 明治からあるロングセラー駅弁も!関西のレジェンド駅弁4選 - ウォーカープラス
- ^ 【駅弁】伊吹釜めし - ヨネスケの駅弁!空弁!食べて答弁!(Livedoorブログ)
- ^ a b 入江織美「駅弁の旅 北から南へ200駅、駅弁600」(山と渓谷社 1988年)90頁
- ^ 入江織美「最新駅弁450 美味探訪」(山と渓谷社 1991年)144頁
- ^ ダシが決め手の人気駅弁と風情ある町並みを楽しむ!湖北の歴史を感じる滋賀の旅 - ウォーカープラス
外部リンク
- 井筒屋_(滋賀県)のページへのリンク