事業の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/13 04:44 UTC 版)
都市計画道路事業は、下記に示す流れで実施される。 都市計画道路の原案作成将来のまちづくりを踏まえ、骨格となる道路の計画を立案する。 計画説明会および公告、縦覧計画について一般公開する公聴会や関係者向けに説明会を開催するほか、広告や縦覧によって関係者から意見を収集する。 都市計画審議会都市計画審議会に付議して、計画内容についての審議を受ける。 都市計画決定および公告、縦覧都市計画決定がなされ、内容について公告と縦覧が行われる。 事業化の検討都市計画決定された道路のうち、事業化する区間を検討する。検討にあたり、緊急性や事業効果について総合的に判断するための事前評価が必要に応じて行われる。 事業概要説明会地元住民や関係者に対し、事業の必要性や概要などについて説明が行われる。 事業認可および告示、縦覧事業計画は国土交通大臣または知事の認可を受けて、都市計画事業として位置付けられる。認可された事業は告示されたのち、縦覧される。 事業着手地元に対して工事説明会などが開催され、地権者や関係者に用地買収の説明が行われ、用地交渉ののち工事の着工となる。事業着工後、一定期間を経過しても完了しない場合は、公共事業再評価委員会にかけられ、事業計画の審議を受けることになる。 完成・供用開始工事が完了後、一般に供用される。供用開始後、事業規模によっては事業効果について検証が行われる。
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