主砲、その他の備砲・水雷兵装
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「秋津洲 (防護巡洋艦)」の記事における「主砲、その他の備砲・水雷兵装」の解説
本艦の武装は日本がイギリス企業に依存していたため「アームストロング 1892年型 15.2cm(40口径)速射砲」を採用した。この砲はイギリス前弩級戦艦「ロイヤル・サブリン級」やイタリア前弩級戦艦「レ・ウンベルト級」の副砲にも採用されている優秀砲である。その性能は45.3kgの砲弾を、最大仰角15度で9,140mまで届かせられた。この砲を防盾の付いた単装砲架で舷側ケースメイト(砲郭)配置で片舷2基ずつ計4基を配置した。俯仰能力は仰角15度・俯角3度である。旋回角度は舷側方向を0度として左右150度の旋回角度を持つ、砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は1分間に5~7発と速かった。 他に対水雷艇迎撃用に「アームストロング 1894年型 12cm(40口径)単装速射砲」を防盾の付いた単装砲架で艦首・甲板上に1基ずつと舷側中央部に片舷2基ずつの計6基、近接戦闘用としてこの時代の軍艦に広く採用されたフランスのオチキス社の「オチキス 4.7cm(40口径)機砲」を単装砲架で8基装備した。対艦攻撃用に35.6cm魚雷発射管を計4基装備していた。
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主砲、その他の備砲・水雷兵装
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「ヴァリャーグ (防護巡洋艦)」の記事における「主砲、その他の備砲・水雷兵装」の解説
主砲はフランスのカネー社の15.2cm砲をライセンス生産した「1892年型 15.2cm(45口径)速射砲」を採用した。その性能は41.4kgの砲弾を、最大仰角20度で11,520mまで届かせられた。この砲を単装砲架で12基を配置した。俯仰・旋回能力は甲板上で仰角20度・俯角6度で360度の旋回角度を持っていたが実際は上部構造物により射界を制限された。舷側ケースメイトでは仰角20度・俯角5度で旋回角度は100度であった。砲身の俯仰・砲塔の旋回・砲弾の揚弾・装填は主に人力を必要とした。発射速度は1分間に7発であった。 他に対水雷艇迎撃用にフランスのカネー社の7.5cm砲をライセンス生産した「1892年型 7.5cm(50口径)速射砲」を採用した。これを単装砲架で12基、オチキス 4.7cm(43口径)機砲を単装砲架で8基、オチキス 3.7cm(23口径)5連装ガトリング砲を単装砲架で2基を搭載した。他に水線部に45cm水中魚雷発射管を単装で6門を搭載した。
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