主なMODプレイヤー/トラッカーなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/01 05:37 UTC 版)
「MOD (ファイルフォーマット)」の記事における「主なMODプレイヤー/トラッカーなど」の解説
SoundTracker (.mod) 8-bitPCMサウンドのみがサポートされる。元はAmigaシステム用で、4トラックまで対応(現在は32トラック)。Instrumentsは最大15個まで(後に31個)。パターンは未圧縮。Instrumentの存在は、Sampleの音量調節としての役割のみを果たす。 もともとAmigaシステムは、拡張子は後ろに付けるものではなかったため、この形式のファイル名はmod.*のような形式になっていた。しかし、その後各種システムにもTrackerなどが移植された際、mod.*では再生できないため、*.modとなった。 AHX この形式はSampleを含まないため、PCMサウンドそのものは含まれないが、シンセサイザーがサウンドを合成するための情報が含まれる。そのため、データ量はとても小さくなり(通常1から4KB)、とても特徴的なサウンドを発する。 AHXはコモドール64とできるだけ似た音となるようデザインされている。 ScreamTracker (.s3m) FM音源をサポートする。Instrumentsは最大99個までとなり、Sampleのサンプリング周波数が固定されなくなった。 FastTracker (.xm) 16-bit Sample、マルチサンプル、音量・パンのエンベロープ、パターンの基本的な圧縮に対応。また、最大4GBの音色データを収録できる。 チップチューンの共通フォーマットとしてよく使用されている。 Impluse Tracker (.it) パターンの行数や、サンプルの音質、エフェクトのパラメータにおける制限が大幅に緩和された。Instrumentsの間でSampleを共有できるようになり、Sampleにもパターン同様圧縮される。 このフォーマットは世界各地の作曲家により使用されている。 完全な仕様は、この形式を初めて仕様したImpulse Trackerの毎バージョンに添付されるITTECH.TXTに含まれる。 MadTracker 2 (.mt2) XMを拡張し、VST等のソフト音源にも対応。 .mo3 MP3/Ogg Vorbis圧縮されたSampleに対応。 AMIGA modplayer for MSX Turbo-R (.mod) MSX用のMODプレイヤー。MSXでアミーガのMODデータを再生する事ができる。
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