主なアヴァルガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 04:27 UTC 版)
故 ジグジドゥ・ムンフバト 横綱・白鵬翔の父親。レスリングで1964年の東京五輪から5大会連続でオリンピックに出場して1968年のメキシコ五輪では銀メダルに輝き、モンゴル国に初のオリンピック・メダルをもたらした国家的英雄である。1963年、1964年の国家ナーダムで2年連続優勝を果たすとともに通算6度の優勝に輝くなど大相撲に例えると一代年寄クラスのアヴァルガである。2018年4月9日死去。76歳没。 バドマンヤンブー・バドエルダニ 1988年、1989年、1990年の国家ナーダムで3年連続優勝を果たしダヤン・アヴァルガ(世界の巨人)の称号が贈られる。また1992年から1999年まで国家ナーダム8連覇を達成して通算12度の優勝を飾り、20世紀を代表するブフ力士である。また2004年からモンゴル人民党の国家大会議議員でもあり、政治家なので稽古をほとんどしていないにもかかわらず2006年のブフ大会ツァガーンサルで優勝するなど、その力量は懸絶している。サンボでも優勝経験があり柔道でもオリンピック出場、世界相撲選手権大会でも優勝している。これらの格闘技大会出場のため幾度となく来日している。2013年モンゴル大統領選挙ではツァヒアギーン・エルベグドルジの対抗馬候補であった。「バドエルデン」「バドエルデネ」とも表記される。 ドルゴルスレン・スミヤバザル 横綱・朝青龍明徳の兄でレスリングでオリンピックの代表歴を持ち、2003年に日本で総合格闘技デビューした。1998年、1999年の国家ナーダムで2年連続準優勝、2006年の国家ナーダムで初優勝して本来ならばアルスランが贈られるところ熱狂的な観衆の声にこたえる形でエンフバヤル大統領から初優勝でアヴァルガが特別授与された。
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