主なアセンブラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 10:21 UTC 版)
IBM High Level Assembler (HLASM) - IBM系メインフレーム用のアセンブラ。 PDP-8のアセンブリ言語 - PAL-III (Program Assembly Language III) CAP-X - CASL 以前に情報処理技術者試験で使われていたアセンブリ言語 CASL - 情報処理技術者試験(基本情報技術者試験)用に作られたアセンブリ言語。同時に定義されているペーパーマシンCOMET用 as - UNIX用のアセンブラ GNUアセンブラ (gas) - GNUプロジェクトが開発する、x86、680x0、SPARC、VAXなどの各種CPU用のアセンブラ Microsoft Macro Assembler (MASM) - インテルのx86 CPU用にマイクロソフトが開発したアセンブラ Netwide Assembler (nasm) - MASMと互換性の高いx86 CPU用アセンブラ Turbo Assembler (TASM) - ボーランドが開発していた、MASMと互換性の高いx86 CPU用アセンブラ MIXAL - ドナルド・クヌースが考案したペーパーマシンMIX用。また後継ペーパーマシンMMIX用のMMIXALも存在する Unix系システムでは、アセンブラを as と呼ぶのが一般的だが、実体はそれぞれのOSで異なる。GNUアセンブラを使っているものが多い。 同じ系統のプロセッサであっても、複数のアセンブリ言語の方言が存在する。アセンブラによっては他の方言のアセンブリ言語も使用可能な場合がある。例えば、TASMはMASM用コードを入力として受け付け可能だが、逆は不可能である。FASM(英語版)とNASMは文法がほぼ同じだが、サポートしているマクロが異なるため、相互の翻訳は困難である。いずれも基本機能は同じだが、追加機能に差異がある。
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