中華圏における「一騎当千」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:24 UTC 版)
「一騎当千 (漫画)」の記事における「中華圏における「一騎当千」」の解説
中華圏にも一騎当千のファンがいる。 簡体字での表記は「一骑当千」、繁体字では「一騎當千」(以下、本節では簡体字、繁体字の順で記述)。 中華圏以外でも見られる「ikki tousen」「ikkitousen」「Ikkitōsen」という表記も流通している。 評価には否定も含め様々なものがあるが、肯定するファンの間では、漫画版とテレビアニメ版との差異についての論考も見られる。 キャラクターの、関羽雲長=「関さん」という俗称、主に孫策伯符による呂蒙子明=「もうちゃん」/呂布奉先=「ふーちん」という愛称など「日本風の」呼称に対する言及も見られる。また、元となった『三国志』自体についても、歴史的事実と物語としての『三国志演義』の違いなどについての論評もある。 キャラクターの需要と流通 あくまでも全般的な傾向としての話であるが、キャラクター中では、関羽雲長(「关羽云长」「關羽雲長」)の人気が高い。『GG』第1話に登場した関帝廟というものの存在からもわかるように、「関羽」は、中華圏でとても知名度が高い。 日本の各クリエイターのそれには吉川英治版『三国志』からの影響が窺えるのに対し、中華圏においては陳寿他の手による当該作が親しまれている。これにより、一部のキャラクターの名前が異なって流通している面もある。 具体的には、PSP版2作に登場するオリジナルキャラクターなどで、関平が「関平坦之(「关平坦之」)」、 阿斗が「劉禅公嗣(「刘禅公嗣」)」として認識されている。面もあることである(ただし『XROSS IMPACT』でも、阿斗=劉禅公嗣であることは作中で言及されている)。
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