中華国連
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中華国連は1982年、後に台湾立法委員となる張旭成(中国語版)によって提案された。彼は、中華国連内で両政権を併存させ、経済や外交関係を確立させられると主張した。この構想の特徴は「中華国連」の名の下、両政府が独立した主権を持ち、中華国連への参加や離脱に法的制約が存在しない点である。 1996年、元司法院長林洋港(中国語版)が上海で海協会会長汪道涵と会談した。汪道涵は「将来の統一の暁には、台湾が自治邦(dominion、free state)の地位となるだろう。」と述べた。一方の林洋港は「合意の下で、台湾と中国本土は同等の地位を有する相互に自立地域となり、内政や外交において相互に従属しない。中国の名のもとに統一され、中華国連を構成し、中国国家主席が中華国連の元首となる。」と言及した。
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