中百舌鳥副都心計画とは? わかりやすく解説

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中百舌鳥副都心計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:05 UTC 版)

堺市」の記事における「中百舌鳥副都心計画」の解説

1982年発表され大阪府総合計画で、豊中市千里中央東大阪市荒本とともに堺市中百舌鳥が「大阪府新都心」として位置付けられることになった1983年には堺市総合計画発表し中百舌鳥を「堺市副都心」として位置付けた。ちょうど中百舌鳥にあった日本ピローブロック製造本社工場美原町当時)に移転することになり、その跡地大規模商業施設誘致することも計画盛り込まれた。同時に堺市役所本庁機能中百舌鳥移転計画されたが、現本庁のある堺東駅周辺商店会などから、同駅周辺経済地盤沈下することを理由に強い反対受けて頓挫している。1987年4月地下鉄御堂筋線中百舌鳥まで延伸されたことを機に区画整理事業始まった大規模商業施設への出店募ったところ、そごう、西武百貨店阪急百貨店などが入札参加した設計競技段階では西武落札したが、駅周辺土地先行取得していたそごうが西武への土地提供を拒否。「そごう所有地」の看板掲げて西武縄張り争いようになった一方堺市はなかなか進まない事業後押しするため1991年、「第三次堺市総合計画」で改め中百舌鳥新都心として位置付けるなど事態の収拾乗り出したが、1992年西武は「業績悪化」を理由中百舌鳥進出断念事業からの撤退表明したバブル崩壊により、そごうも1993年中百舌鳥からの撤退表明再開発事業失敗終わったその後西武とそごうは「ミレニアムリテイリンググループ」(→そごう・西武)として経営統合され、現在に至る。堺市にとっては何とも皮肉な結果となった。これらの経緯から、近年まで中百舌鳥駅北側更地多かったが、2002年になって駅前ロータリー完成した大規模計画全て頓挫したことによって、駅周辺には無秩序にマンション商業ビル林立している。

※この「中百舌鳥副都心計画」の解説は、「堺市」の解説の一部です。
「中百舌鳥副都心計画」を含む「堺市」の記事については、「堺市」の概要を参照ください。

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