中盤における捨て石とは? わかりやすく解説

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中盤における捨て石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 03:56 UTC 版)

捨て石」の記事における「中盤における捨て石」の解説

中盤における捨石には、およそ2種類がある。 軽く打っている場合捨石 主に敵陣においてサバキの手として打たれる切った石のうちどちらかが助かればよいという打ち方もしくは2ヶ所に打ち込んでどちらかが助かればよいという打ち方など、見合い構想によって打たれる。この場合片方の石は生き片方捨石になったとされる厚く打っている場合捨石 取らせる石があらかじめはっきりしているような場合もある。石を取らせることによって相手強化してしまう反面自分強くさせようという打ち方。「2子にして捨てよ」という格言があり、相手わずかな石を取ることにもたついている間に、自分はもっと効果的な着手をしようという発想である。 囲碁対局では、布石段階終わった時点からは、「自身のもつ模様広げる」「相手の弱い石を攻める」などの構想持って打ち進める。相手の弱い石を攻め場合は、キリ入れるなどして、相手の石をとことん弱くしていく方法がよく取られるこの際、「キリ入れた石」など、相手の石を攻める際に重要だとされる石を特にカナメ石呼び双方攻防争点となりやすい。また、対局が進むにつれて「さほど重要ではない点に自分の石が残っている」ケースがあり、この「邪魔な石」を利用しながら攻めるぞ、と相手脅しながら打つ手段が成立するこの際の「邪魔な石」を、特にカス石と呼びこのような打ち方俗にカス石を取らせて打つ」などと表現する

※この「中盤における捨て石」の解説は、「捨て石」の解説の一部です。
「中盤における捨て石」を含む「捨て石」の記事については、「捨て石」の概要を参照ください。

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