中外抄とは? わかりやすく解説

中外抄

読み方:チュウガイショウ(chuugaishou)

平安時代説話集


中外抄

読み方:チュウガイショウ(chuugaishou)

分野 説話集

年代 平安後期

作者 藤原忠実〔談〕


中外抄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 04:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

中外抄』(ちゅうがいしょう)は、院政期の聞書集。説話日記に分類されることもある。知足院関白藤原忠実(1078-1162年)の言談を大外記中原師元が筆録したもの。師元の姓「原」と官「記」を合わせて命名。全2巻。

保延3年(1137年)から久安4年(1148年)閏6月までの記事が上巻、同年7月から久寿元年(1154年)までの記事が下巻を成す。一話一話、日時と場所が克明に記されている。そのため、師元の日記から後日になって忠実の言談のみを抄出したとする見方もある。

漢字片仮名平仮名の仮名交じり文で記される。同じ談話者の『富家語』とともに、有職故実公事を中心に当時の公家社会の実況を伝えて貴重である。

江談抄 中外抄 富家語』(岩波書店新日本古典文学大系」)がある。




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「中外抄」の関連用語

中外抄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



中外抄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
文化庁文化庁
Copyright (c) 1997-2025 The Agency for Cultural Affairs, All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの中外抄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS