中国中車製電車
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前述の通り、2019年の時点でウェストバーンは中国中車ではなくシュタッドラー・レール製車両の導入を決定していたが、同年時点で中国中車製車両の導入を別個に検討している旨が報じられていた。そして2021年5月31日、中国中車株洲電力機車有限公司は同社が開発した2階建て電車の初の欧州市場向けの輸出事案として、ウェストバーンに6両編成4本(2M4T)を納入する事をプレスリリースで発表した。"DEMU2"と呼ばれるこれらの車両はアルミニウム合金やカーボンファイバーを用いた軽量車体を有しており、着席定員は571人、最大定員は1,280人である他、車内には車椅子スペース、自転車搭載スペース、軽食用の自動販売機などが設置される事になっている。 納入が発表された5月時点で一部編成の製造が既に完了しており、ヴェリム鉄道試験線での試運転を経て2023年以降の営業運転開始を予定している。また、これらの中国中車製車両はウェストバーンが直接購入するのではなく、中国中車が車両の所有権を有するリース形式で導入される事になっている。
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中国中車製電車(形式名未定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 23:16 UTC 版)
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2020年3月より導入され、ビオトレンで活躍中のAESとUT-440を「全て」置き換える予定の中国中車製の電車である。3両10編成が導入予定であり、アルストムとCAFと中国中車で入札を競った結果、中国中車が落札。非電化区間用の3両2編成の気動車と共にビオトレンへの納入が決定した。車内はクロスシートで車椅子スペースを配置し、混雑時にも対応できるよう吊り手棒の他につり革を設置。乗り降り用の自動ドア上と車内端の天井には案内用の電光掲示板も設置される予定である。3両での定員は813人。
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