中国人による反日行為
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 19:35 UTC 版)
「AFC U-19選手権2010」の記事における「中国人による反日行為」の解説
10月1日に、日本代表の選手が練習を始めたところ、中年の男がフェンス越しに水の入ったペットボトルをグラウンドに投げつけ、中国国旗を掲げながら、「日本人は昔、多くの中国人を殺したのに、今も我々の領土を占領し、漁民も捕まえた」などと叫び、約20分後、公安当局により排除された。その為、日本サッカー協会は、選手の安全確保、再発防止策をアジア連盟と大会運営者側に抗議文を出した。その後、中国サッカー協会からは状況報告と謝罪の文書が届き、アジア連盟と大会運営者側からは対応措置を取るとの連絡が入った。 10月4日の日本対UAE戦では、国歌演奏の際に、男が中国語で「国辱を忘れるな」と書いたトレーナーを着てグラウンド内に乱入し、日本の国旗を奪って逃げた。男は、グラウンド内を半分ほど走ったところで大会関係者に取り押さえられたが、一部の中国人観客からは歓声や拍手が上がった。 また、数は多くないが、日本側にボールが回るとブーイングを浴びせるなど、反日的な行為が続いた。 バスで会場を出る際には、「日本人は中国領土から出て行け」との横断幕を持った一団に取り囲まれた事もあった。 一連の行動は、2010年9月7日に発生した尖閣諸島中国漁船衝突事件の影響だとされ、AFCアジアカップ2004にも似たような事が起きている。
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