中国中車四方製ハイブリッド車両(形式名未定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 23:16 UTC 版)
「チリ国鉄の電車」の記事における「中国中車四方製ハイブリッド車両(形式名未定)」の解説
2019年8月にチリ国鉄が発表した、UTS-444に替わる新たな優等車両。 この車両は、電気とディーゼルエンジンのどちらでも駆動することが可能な「ハイブリッド仕様」であり、電車としては最高速度160 km/hで走行可能。それによりUTS-444が4時間30分で走るサンティアゴ - チヤン間を最速3時間40分で走ることが可能となる。ディーゼルエンジンは緊急時のほか、チヤン以南に存在する架線が取り外された区間で使用することを予想し、サンティアゴ - コンセプシオン間の直通が可能になる予定。さらに最終的にはコンセプシオンとチリの旅客鉄道の最南端の駅であるプエルトモント(休止中)の間で運行する計画も存在する。2019年9月より国際的な入札を開始し、翌2020年12月に中国中車が落札したと発表された。最終的に4両6編成が導入され、同時に運用される区間の設備の大幅な改良も行なわれる。 車体は裾絞りで、両端の先頭車は流線型のデザインとなり、乗客用の乗降扉は両開きのものが各車両の中央片側に一カ所設置される。
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