世界的な視点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 15:01 UTC 版)
アメリカの経営コンサルティング会社A.T.カーニーが2020年に発表したグローバル都市指標のレポートでは、ビジネス活動・人的資本・情報流通・文化的経験・政治的関与といった総合的な観点で世界都市を順位付けし、東京は4位、大阪は35位、名古屋は78位と評価された。 アメリカの総合不動産大手JLLが2018年に発表した世界都市ランキングにおいて、不動産の観点で東京は世界最上位の都市の1つとして位置づけられ、国内都市では次いで京都が「新たな世界都市」「インフルエンサー」に、続いて大阪と名古屋が「国内成長エンジン」に分類されている。 イギリスのシンクタンクZ/Yenグループが2021年に発表した世界金融センター指標によると、東京は世界7位(アジア5位)、大阪は世界32位(アジア9位)の金融センターと評価された。 また、日本のシンクタンクの森記念財団都市戦略研究所(森ビル)が2019年に発表した「世界の都市総合力ランキング」(GPCI)においては、評価対象になった都市の中で東京は3位、大阪は29位、福岡は42位と位置付けられた。ただし森記念財団の調査には正確性と客観性について国外から疑問の声もある。なお、名古屋は2012年の指標において低い評価が点いたが、2013年以降は評価対象外となっている。
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