世界のディズニー・チャンネル
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「ディズニー・チャンネル」の記事における「世界のディズニー・チャンネル」の解説
ディズニーはアメリカや台湾(中華民国)など海外の一部におけるスタジオジブリ作品の放映権を獲得しており、これらの地域のディズニー・チャンネルではジブリ作品が長編作品の枠で放送されている(ただし日本と違い、台湾などでは衛視電影台などの他のチャンネルでも放送している)。 アメリカでは、1998年にアニメを専門に放送する兄弟チャンネル「Toon Disney」(トゥーン・ディズニー)を開局した。このチャンネルでは過去に制作されたアニメの放送だけでなく、ディズニー傘下にあるABCで放送されるアニメ・特撮番組の時差放送も行っている。 フィリピン、インドネシア、シンガポールなどの東南アジアや韓国、香港では「ディズニー・チャンネル アジア」として放送が行われている。初めて放送された日本のアニメは、2000年の『ぶぶチャチャ』である。 ケーブルテレビの普及している台湾では、ディズニー・チャンネル アジアでも放送されている作品を交えた上で、独自の編成を取っている。放送は母国語の北京語で行われ、『プレイハウス ディズニー』の時間帯は平日3時間のみと少ない。シリーズ作品はディズニー以外が制作しているものが多く、日本のアニメも数多く放送されているが、その中には『あずきちゃん』や『星のカービィ』など、ユニークな番組が目を引く。さらに『マジカル・ワールド・オブ・ディズニー』に相当する長編作品枠『Disney奇妙世界』では、スタジオジブリ作品だけでなく『世界名作劇場』の各作品や『ちびまる子ちゃん』なども放送された。また、韓国では『ポケットモンスターシリーズ』も放送されている。 2019年11月12日から世界各国にてサービスを開始している定額制動画配信サービスのDisney+に移行させるために一部の国と地域では本チャンネルの放送を順次終了させており、2020年1月にウクライナで、2020年4月にイタリアとオーストラリアで、2020年6月にシンガポールで、2020年10月にイギリスとアイルランドで、2020年12月にマレーシアとアジアで、2021年4月に南アメリカで、2021年10月に東南アジアと香港と韓国で、2022年1月に台湾で、2022年3月にトルコにて放送終了している。
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