不祥事・医療事故・ミス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 07:57 UTC 版)
「宝塚市立病院」の記事における「不祥事・医療事故・ミス」の解説
尿管切除事故(2019年)2019年1月、男性患者の腹部大動脈と右尿管の間に腫れたリンパ節が見つかり、同病院を受診。悪性かどうかを調べるため、3月に腫れたリンパ節の組織を採取する外科手術を受けた。手術は50代の男性医師が執刀したが、リンパ節の腫れがひどく、近くにあった右尿管約4センチも誤って切除したという。手術後、血液検査やCT検査の結果などからミスが判明した。その後、同病院で腎臓に直接カテーテルを挿入する処置を行い、男性は現在、脇腹に尿を留置する袋をつけて生活している。今後の対応は大学病院などで協議する。尿管に関する医療費などは市立病院が補償する。病院側は「外科だけでなく、事前に泌尿器科などとも話し合って手術方法を決めるべきだった。今後は院内での連携を強化し、再発防止に努めたい」としている。男性は4月に退院したが、現在も2週間に1度通院しているという。 病理検査室の不調放置(2019年)2019年11月1日(会見) - 西宮労働基準監督署は、数年前から職員からの指摘があったにもかかわらず、当院が病理検査室で化学物質を排気する装置の不調を放置し、同室で勤務する女性技師(30代)は8月から鼻水や目の痛みなどの症状が出る「シックハウス症候群」で休職し、別の女性も頭痛を訴える体調不良に至らしめたとして是正勧告を出した。病院は会見で、労働安全衛生法に基づく安全管理責任者の未配置なども同労基署に指摘されたと説明。 病院看護師の不祥事(2021年) 。
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