上部消化管とは? わかりやすく解説

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じょうぶ‐しょうかかん〔ジヤウブセウクワクワン〕【上部消化管】

読み方:じょうぶしょうかかん

消化管のうち上部にあるもの。咽頭食道・胃など。


上部消化管

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 07:04 UTC 版)

消化管造影検査」の記事における「上部消化管」の解説

詳細は「en:Upper gastrointestinal series」を参照 その開発経緯から「胃透視」(い・とうし)としばしば呼ばれる。他にも「上部消化管X線検査」「MDL」(ドイツ語: Magendurchleuchtung の略語)「X線二重造影」などと呼ばれる英語では Upper gastrointestinal series と呼ぶ。検査されるのは食道胃・十二指腸である。 一般的にはブスコパンなどの鎮痙剤注射した後、硫酸バリウム服用しつつX線透視下で病変探す病変がないのならば、部位ごとに病変がないことを示すX線写真撮影するバリウム少量バリウム充満像を撮影し終えたら、発泡剤服用し気体(炭酸ガス)とバリウムによる二重造影を行う。くまなく透視下で確認した後、圧迫装置により圧迫しつつ透視を行う。検査中はゲップをしてはならない検査後は硫酸バリウム排出促すために下剤服用する胃癌検診などで撮影画像数が決められている場合でも、病変認められる場合には医師診療放射線技師による追加撮影が行われている。 上部消化管のX線二重造影は日本開発された経緯があり、千葉医科大学白壁彦夫市川平三郎などがよく知られている。 胃壁へのバリウム付着よくするいわゆるバリウムの”のり”を良くする)には、勢い良くバリウムをぶつけることがコツ指摘する書籍もある。また360度平位での右回り3回転を指摘する意見もある。 造影検査では生検できないため、癌の確定診断できない胃透視病変疑われるときには上部消化管内視鏡検査施行する胃体部早期胃癌中央IIa + IIc) 胃前庭部多発タコイボ状びらん

※この「上部消化管」の解説は、「消化管造影検査」の解説の一部です。
「上部消化管」を含む「消化管造影検査」の記事については、「消化管造影検査」の概要を参照ください。

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